西日本豪雨災害から3年
2022年2月1日 13時30分各教室で、シンビジウムが葉を広げています。今年は6鉢の内5鉢が花芽をつけています。おととしは1鉢、昨年は2鉢花を咲かせました。
こんなに豪華な鉢植えが各教室にあるのは、ある花屋さんのおかげです。
「野村の花卉農家さんが被災されたので、少しでも助けになりたいと買い取りました。花を咲かせるにはまだ2、3年かかると思うけど、学校で育ててもらったら…」と寄付してくださいました。
それぞれの教室で水やりや風通しに気を配り育ててきました。たまには鉢をひっくり返してしまうこともありましたが…
西日本豪雨災害からもう3年半が経とうとしています。野村の農家さんは今、シンビジウムの栽培はされていないと聞きました。その年その年に、収益が上がるものに切り換えられてるとのことです。復興は進んでいるのでしょうが、ここまで来たらよいという判断は、被災されたその方、その方の思いが尊ばれるべきであると感じます。
この鉢の開花が誰かの心を明るくしてくれますように。